カンカニュース

科学的なアプローチで研究されているカンカ。
より深く知っていただくため、詳しく掘り下げていきます。

知るカンカ

カンカが寄生するベニヤナギ

カンカが寄生するベニヤナギ

カンカはベニヤナギの寄生植物

カンカは光合成をしない植物です。主な栄養はベニヤナギに寄生して得ます。
ベニヤナギとカンカは共生してタクラマカン砂漠で生きているのです。
その関係性は、赤松と松茸の関係に似ているかもしれません。
松茸は赤松に寄生し、栄養をもらい成長していきます。カンカの関係と似ていますよね。

さて、本日はこのカンカが寄生するベニヤナギについて書いていきます。
以前、「光合成はしません。」で少しベニヤナギに触れましたが、今回はより掘り下げてみようと思います。

ベニヤナギは沙漠の3英雄

ベニヤナギ(ギョリュウ、タマリクスとも)は、コトカケヤナギやヤナギバグミと並び「沙漠の3英雄(植物)」と言われています。
なぜ英雄なのか? これは、それらの植物が乾燥に強く、砂漠という過酷な環境であってもたくましく育つ植物だからです。また、ベニヤナギは塩分にも強く、海岸などでも育ちます。これは、枝や葉に塩腺と呼ばれる器官が存在することで、余分な塩分を出すことができるからです。
このように、塩分にも強く、乾燥にも強いベニヤナギは、一般的な植物が育ちにくい環境でも生きられる強い植物だと言えます。だからこそ、塩湖などが存在するタクラマカン砂漠でも育つことができるのです。

過酷な環境であっても、たくましく育つ植物たち。
たしかに人間から見ても英雄ですね。

ベニヤナギとはどんな植物?

ベニヤナギ自体は、中国原産でギョリュウ科の植物です。主に乾燥地に分布しています。
成長すると3~5mになる小高木です。
乾燥地であっても根を深くはり、水分を強く吸い上げて育つことでわかるように、厳しい環境であっても育ちます。
乾燥地だけでなく湿地でも育つ珍しい植物です。

日本でも通販で買うことができます。
1年に2度小さな花を咲かせ、私たちを楽しませてくれます。樹齢も長く、タフな植物ですので、水をきちんとあげれば長く楽しめると思います。
タクラマカン砂漠でも栄養のある土で育っているわけではないので、ある程度ゆるく育てることができそうです。
意外と栽培してみても良いかもしれません。

ベニヤナギを見よう!

ベニヤナギは植物園でも見ることができます。
ただ、ベニヤナギではなくギョリュウであったり、タマリクスであったりと名前がいろいろありますので、探すときは注意してください。
もしかしてなかったら……ということもありますので、事前に問い合わせるのも良いと思います。

休みの日に、友人やパートナーと植物園に行くのもいいですし、カメラ片手に一人で思う存分写真を撮るのもいいと思います。
植物園は思っている以上に楽しめますし、コストパフォーマンスもいいので私個人としてもおすすめです。
日本植物園協会さま「植物園の情報」ページ

 

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