知っておきたい! サプリメントの保存方法

意外と知らない? サプリメントの保存方法
サプリメントの保存方法、意外と知られてない……というよりも、意識をしたことのある人は少ないのではないでしょうか?
私の周りでも、そんなに意識をせずに持ち歩いたりしている人も多いです。
では、このサプリメント、どのように保存するのが良いのでしょうか?
答えは簡単、裏面表記のままにすることです。
たいていのサプリメントは「直射日光・高温多湿をさけ、涼しい場所に保管してください」とあります。
これが正しいのですが、意外と間違った保管・保存をしてしまいがちなのがサプリメントです。
いったいどのような間違いをしてしまうのでしょうか?
冷蔵庫に保存はセーフ? アウト?
サプリメントの保存でありがちなのが、冷蔵庫での保存です。
冷蔵庫だと直射日光は当たりませんし、高温多湿でもありません。涼しいを通り越して冷たくなっていますが、一見、問題ないようにも見えます。
冷蔵庫での保存は問題ないのでしょうか?
実は、冷蔵庫での保存はあまりよくありません。
ただし、製品によっては冷蔵庫での保存を推奨しているものもありますが、それ以外のものは、基本的に冷蔵庫での保存は避けたほうが良いでしょう。
まずは結露の問題です。
冷蔵庫からの出し入れを繰り返すと、温度環境が大きく変わるので、結露が生じることがあります。結露がつくと多湿という環境になりますよね。
また、冷蔵庫は基本過乾燥です。その環境は、カプセル状のサプリメントのカプセルを乾燥させ、破損につながっていきます。
そういったことから、指定のある物以外は、冷蔵庫で保存しないほうがよいでしょう。
なぜ湿気がダメなのか
錠剤のサプリメントは基本的に粉末を固めたものになります。
想像がつきやすいかと思いますが、非常に湿気を吸いやすいです。水分を吸うとどうなるのでしょうか。
水分を吸うと成分が変わりやすくなります。
裏面に書かれている内容のままの品質をキープするとなると、できるだけ成分に変化を起こさないことが条件になります。
そう考えると湿気がサプリメントに良い影響をあたえない理由がわかってきます。
また、湿気が起こすトラブルがもう一つあります。
それはカビです。
湿気を吸いやすいという性質上、カビには注意を払う必要があります。
よくあるトラブルとしては、ボトルから多めに出てしまったサプリメントをボトルに戻すときに、手の湿気のついたサプリメントがボトルの中に水分を持ち込み、カビや品質の劣化を招くケースがかなり多いです。
RIZIN公認エナジーサプリカンカは、そういったことも考慮して、シートでの商品化にしています。
高温はNG
高温はかなりの確率で成分を変えます。
それは、栄養素などは高温で壊れるものが多いからです。
有名なのがビタミンCです。ビタミンCは加熱に弱く、熱を加えると破壊されます。
酵素も同じく、加熱処理で失われるものです。
サプリメントは様々な活動をサポートするという性質上、豊富な栄養素をもったものが多いです。
それを考えると高温の場所での保管は、そのサポートする成分を失わせてしまうことになり、サプリメントの本質を失わせてしまうことにつながります。
また、カプセル上のものは、熱でカプセルが溶けてしまうこともあります。
太陽の光の当たらない場所で
紫外線もサプリメントの成分を変質させます。
裏面でよく書かれている「直射日光を避け」は高温になること以外にも、紫外線による変質を防ぐことも意味しています。
紫外線はたんぱく質を変性させる効果があります。
こういった物質の変性が起きると。サプリメントのサポート成分も変質してしまい、本来の力を発揮できなくなってしまいます。
そういったことから、「飲み忘れるから」ということで、日光の当たる場所に出しておくということを避けて、直接日光の当たらない場所で保管してください。
サプリメントは正しい保存方法を
サプリメントは正しい保存方法で保存することにより、本来の能力を維持することができます。
みなさんの健康的な生活を補い、サポートするサプリメント。
正しい摂取方法と保存方法を行うことで、より安定的にみなさんの生活のお手伝いができると思います。